夢の国の文章

嫁の体調が少しすぐれないと連絡があったので、
今日は予定より早くに帰ってきました。
で、嫁も子供も寝た今、終わらなかった仕事を少ししています。


特許庁に出す書類(日本語)の見直しです。
この書類は、1年前に少なくとも3人がチェックしているものです。
外国にもこの書類を提出するので、念のため見直ししているのですが、、、
まー、ひどいこと。とっても赤ペン先生状態です。


この書類を作成したのは、ベテランの社外の弁理士さんです。
特許の書類を書くことを生計とされている方です。
書類を書いた件数も100件200件どころではないでしょう。


そして、それをチェックされた人の1人のは会社の大先輩です。
技術的にも、特許的にも、とっても大先輩です。


そんなツートップの文章が、なぜ僕なんぞに赤ペン先生状態にされるのか?
僕は日本語も英語も、語学は得意ではないです。
だから理系の道を歩んだのですから。


何がひどいって、この文章は主語と述語の関係がとっても不明確。
技術の文章で主語述語があいまいだと、何が何だか分からない。
そして用語が統一されていない。同じものを指しているのに違う語句。


しかし、この文章のすごいところは、雰囲気は伝わるんです。
でも、文法が正しくないから、よくよく考えたら何のことか分からない。
後輩の国王とは、この弁理士さんの文章を「夢の国」と呼んでいます。
現実ではない、ファンタジーの世界の文章ってことで。
しかし夢から覚めたら、何も分からない、みたいな。


言っちゃ悪いけど、、、
こんなクソ文章書いて、うちの会社から金取るなっ!!


寝る前にこんな文章読むんじゃなかった。
頭痛くなりそう。。。